オイリー肌のスキンケア
オイリー肌の特徴
・鼻や頬のテカリ、化粧崩れしやすい ・毛穴が目立つ ・大人にきびや吹き出物に悩んでいる
オイリー肌(脂性肌)とは、皮脂が過剰に分泌されるお肌のこと。皮脂によるテカリやベタつきは、本来であれば私たちのお肌を守るためのバリア機能として重要なものですが、皮脂が過剰に分泌しているのは、バリア機能の低下を意味しています。つまり、皮脂によって守らなければならないほど、お肌が無防備な状態になっているということです。
皮脂は肌を守る天然のクリームです
皮脂は第一のバリア機能で上質な天然のクリームです。この皮脂のおかげでうるおいを保ち、ばい菌の繁殖、紫外線、乾燥などからお肌を守っています。
分泌される皮脂量は18〜25歳くらいまでにピークを迎え、年齢を追って減少していきます。一般的に女性より男性の肌のほうが皮脂量が多いと感じるのは、男性ホルモンが皮脂腺(皮脂をつくる袋)を大きく発達させて皮脂分泌を増やす働きをするからです。
また、気温の低い冬は減少し、逆に夏は約2倍に増え、分泌量はいつも一定ではありません。
皮脂は悪者ではなくお肌にとって必要なものです
皮脂と聞くとニキビの原因や化粧崩れの原因とされ、嫌われものの代表となっていますが、皮脂は肌を健康に保つためにとても重要な働きをしています。
皮脂分泌の多い方は、皮脂で肌が守られるため乾燥や日常生活での様々な外部刺激から守られ、小ジワやシミができにくいのが特徴です。
そのようなことから、多少のオイリー肌は美肌への近道と言えます。
しかし、皮脂が大量に分泌されてしまうと、毛穴が詰まりやすくニキビや角栓の原因になったり、毛穴が黒ずんだり開きが目立ったり、キメがあらくなったりと、トラブルが多くいいことはありません。
それを防ぐためには、洗顔やあぶらとり紙で、適度に皮脂を取り除くことが必要になってきます。
過度な皮脂分泌は乾燥が原因かもしれません
皮脂を取り除いてしまうような洗顔をたり、あぶらとり紙が習慣になってしまうとバリア機能が弱まり、肌の乾燥が原因で逆にオイリー肌になっている場合があります。
オイリー肌の方のケアは、洗いすぎなどの間違ったスキンケアが原因で乾燥していることがほとんどなので、洗顔を見直せば皮脂分泌も正常に戻ってくると思います。
肌は「少しでもバリア機能を回復、補修する」ために、皮脂が過剰に分泌されますし、
ストレスやホルモンバランスの乱れが原因でも、体が本能的に「肌を守ろうとして」、皮脂が大量に出てしまいます。
どちらも、肌が間違って反応してしまって肌を守るために皮脂を多く出しているのです。
するとさらに脂っぽくなり悪循環を生み、皮脂量のバランスをくずしてしまいます。
皮脂は取ろうとすればもっと酷くなる一方なので、
できるだけ「皮脂を過剰に出さないような」ケアを心がけてください。
オイリー肌のスキンケア [朝は水洗顔でオイリー肌を改善]
1.メイクを落とす ( 夜 )
コールドクリームでのケアを継続することで皮脂分泌が正常になります。毛穴の汚れもきれいになり、角栓対策にもおすすめです。
2.蒸しタオル( 夜 )
コールドクリームをを軽くコットンでふき取った後、蒸しタオルで蒸すことで毛穴の汚れをキレイに落としながら、血行促進と肌の新陳代謝を促します。
2.洗顔( 夜 )
キメの細かい泡立ちでやさしく汚れを落とします。
洗顔に限らず全身にお使いいただけます。
2.洗顔( 朝 )
朝の洗顔では洗顔料を使う必要はありませんが、皮脂分泌が多い場合などは洗浄力の少ないびがんこでの洗顔がおすすめです
3.いつものスキンケアにプラスのアイテム( 夜 )
古い角質を取り除き、お肌のキメを整えるゼノアの剥離性パックです。汚れを吸着する白土配合です。週2回から定期的に行いスムーズなターンオーバーをめざします。
4.保湿( 朝 夜 )
かたくなった肌をやわらげ、皮脂のバランスを整えます。顔全体や皮脂が出やすい部分にご使用ください。
4.守る&補う( 朝 夜 )
皮脂の代用として過度にうるおいを与え、肌のバリア機能を保ちます。やわらかくさっぱりした使用感です。朝のクリームはメイク下地としてもお使いいただけます。
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