敏感肌のスキンケア
敏感肌の特徴
・洗顔料がしみる
・今まで使っていた化粧品があわなくなったり、かゆみや赤くなる等の刺激を感じる事がある
・季節の変わり目に肌トラブルを起こしやすい
敏感肌?それともアレルギー?
敏感肌はちょっとしたきっかけでトラブルを起こしやすく、化粧品をつけるとピリピリと刺激になったり、異常に乾燥したり、かゆみを感じるなどの外からの刺激に敏感に反応してトラブルを招きやすいお肌の状態です。
普通の肌質の方では反応しない外部からの反応しない外部からの刺激に、一つひとつ反応してしまいます。その理由はお肌のバリア機能(皮ふを守る)が低下していることにあります。
バリア機能が低下すると角質層のすき間から外部刺激(化粧品、ほこり、雑菌、気温の変化、乾燥)が侵入しやすくなり刺激に対する感受性が高くなります。その刺激から肌自体が防衛するための過剰反応が『かゆみ』や『赤み』などの刺激となって表れます。
敏感肌にはいくつかのタイプがあります。症状別にスキンケアの方法を変える必要があります。自分の肌がどのタイプなのかチェックしてみてください。
自ら敏感肌にしてしまっているケース
皮脂分泌の多い方は、皮脂で肌が守られるため乾燥や日常生活での様々な外部刺激から守られ、小ジワやシミができにくいのが特徴です。敏感肌の中で最も多いのが、誤ったスキンケアによって自らが敏感肌にしてしまっているというケースです。このような場合は化粧品の効果や作用に頼るのではなく、お肌の回復を待ち、助けるケアを行い、バリア機能を回復させないといつまでたってもトラブル続きのお肌になってしまいます。
普段は肌トラブルがなくても、体調の変化や季節の変わり目などに肌状態が不安定になり肌トラブルが起こりやすくなります。
ゆらぎ肌は春先になりやすく、花粉や生活環境の変化によるストレス、紫外線や寒暖差などが原因となってかゆみやがでたり、ピリピリしたり乾燥したりと敏感になったお肌に刺激を与えてしまいます。
一定のアレルゲンに対し、過剰に免疫反応を起こすタイプです。
アレルギータイプは遺伝的な要素が強く、生まれながらにして特定の物質に対する強い反応を持っていることが原因です。
まずは、アレルギーの原因物質を避けることが大切です。肌にアレルギー反応が起こってしまうと、炎症や掻き壊しにより肌のバリア機能がさらに低下してしまい、さらに症状が悪くなるという悪循環に繋がってしまいます。
アレルゲンは個人によって異なるので、治療には皮膚科などでアレルゲンのもとを調べてもらいましょう。
原因はセラミド不足でバリア機能の低下
アレルギータイプは遺伝的な要素が強く、生まれながらにして特定の物質に対する強い反応を持っていることが原因です。
まずは、アレルギーの原因物質を避けることが大切です。肌にアレルギー反応が起こってしまうと、炎症や掻き壊しにより肌のバリア機能がさらに低下してしまい、さらに症状が悪くなるという悪循環に繋がってしまいます。
アレルゲンは個人によって異なるので、治療には皮膚科などでアレルゲンのもとを調べてもらいましょう。
原因はセラミド不足でバリア機能の低下
私たち人は様々な外部からの刺激(乾燥・紫外線・ダニ・ハウスダスト・雑菌など)を受けながら生活しています。
そんな外敵が多い中お肌を健やかに保っていられるのは外部刺激をブロックする壁のような働きのバリア機能をもっているからです。
しかし、バリア機能に深く関わっているセラミドという脂質が少なくなると、水分を保持する力が極端に減り、肌を乾燥させ皮膚表面に小さな隙間をつくります。その隙間から皮膚の中に刺激や異物が入り込むと異物の進入を防御するための免疫細胞が反応し、かゆみやかぶれなどの症状をおこしてしまいます。
このように敏感肌を起こす原因は、乾燥肌と共通しています。
お湯での洗顔や合成界面活性剤などを使用した洗浄力の強い洗顔料やメイク落しの使用や間違った洗顔法で、お肌に必要な皮脂を取りすぎてしまい、バリア機能が低下して角質層に細胞間脂質を溜めておけなくなりお肌を乾燥させているケースです。
そして、敏感肌用といった低刺激化粧品や無添加化粧品でスキンケアをしている場合は注意が必要です。
低刺激や無添加化粧品といっても、肌バリアを壊してしまう合成界面活性剤や合成ポリマーが配合されているものがほとんどです。敏感肌は乾燥肌の延長線でもあり、間違ったスキンケアで自ら原因を作っている場合が多くあります。
化粧品にかぶれてしまったら (接触性皮膚炎)
皮膚を保護してすこやかにすること。これが化粧品の本来の目的です。
その基本は「肌を守る」というバリア機能を、決して壊してならないということ。機能が弱まると、乾燥肌や敏感肌の原因になるからです。
自分の肌を守りきれなくなると、いろんなものに敏感に反応しやすくなって、石けん洗顔すらできない状態になります。その場合は、皮膚が完全に回復するまで、石けんを含めるすべての化粧品の使用を中止します。
ゼノア5段階法とは、化粧品かぶれのケアの基本とされる"自然回復"を目指したものです。炎症は、皮膚が極端に弱っている状態ですので休ませないといけません。
最終的に、もう一度化粧品を使うことができる肌になるために、皮膚の弱い方が今までとは違う化粧品を使えるように、"自然に回復する"のを待つというケア方法です。
ゼノア5段階法はこちら
敏感肌のスキンケア [バリア機能の回復させるケアに徹しましょう]
1.メイクを落とす ( 夜 )
コールドクリームで、大切な皮脂を守りながらメイクの汚れや皮脂の汚れをやさしく落とします。
2.蒸しタオル( 夜 )
コールドクリームをを軽くコットンでふき取った後、蒸しタオルで蒸すことで毛穴の汚れをキレイに落としながら、血行促進と肌の新陳代謝を促します。
2.洗顔
クリームソープよりも洗浄力の弱いびがんこでの洗顔がおすすめです。
朝は洗顔料を使わずに水かぬるま湯のみの洗顔にしましょう。
3.保湿( 朝 夜 )
たっぷり2度づけし、肌を引き締め潤いを保ちます。
敏感肌・弱肌の方にはマイルドな使用感のローション A-30アルファがおすすめです。敏感肌の場合は皮膚の慣らし運転が必要です。慣れるまでは使う分だけ少量の水で薄めたもので慣らして徐々に化粧水を増やしてください。
肌が赤くなったりかゆみがなければ多少刺激を感じる程度なら続けてお使いください。
もし、ヒリヒリ痛い場合は、石けんも含めた全ての化粧品の使用を中止し、ゼノア5段階法からお肌を慣らしてください。
- ゼノア ローション A-30 ¥4,950税込
4.守る&補う( 朝 夜 )
皮脂の代用として過度にうるおいを与え、肌のバリア機能を保ちます。やわらかくさっぱりした使用感です。朝のクリームはメイク下地としてもお使いいただけます。
天然のクリーム『皮脂』をしっかりお肌に残し、バリア機能を壊さないケアが大切です。