ニキビ肌のスキンケア
ニキビの種類
・13〜18歳くらいでTゾーン(額、鼻)やUゾーン(頬、あご)にニキビができるのは思春期
・20〜30代の繰り返しできるニキビは大人ニキビ
ニキビと皮脂の関係
皮脂は毛穴のなかの皮脂腺でつくられ、毛を伝って肌の表面へ排出され、汗の水分と混ざり合って脂皮膜をつくります。
その膜はお肌を乾燥や雑菌などからお肌を守る天然のクリームの働きをしています。
しかし、皮脂分泌が増え毛穴を詰らせると、皮脂が充満した中でアクネ菌が増えていきます。増殖したアクネ菌はニキビを引き起こす原因になります。
常在菌は通常害を持たず、安定して生息することで、病原性微生物の繁殖を抑えるような役割を持っているのです。
しかし、何らかの原因でバランスが崩れたときに、ニキビの原因となることがあるのです
ニキビの種類
ニキビには、性ホルモンの分泌が活発になる思春期にできる『思春期ニキビ』と、20代からの大人になってからできる『大人ニキビ』とがあります。
ニキビの種類
ニキビには、性ホルモン分けられます。どちらも毛穴のつまりと過剰な皮脂分泌が直接的な原因です。
13歳〜18歳ごろまでの思春期(第二次成長期)になると男女とも男性ホルモンが優位に働き、皮脂分泌が活発になります。思春期にできやすいニキビとは、皮脂が過剰に分泌されアクネ菌が増殖し毛穴に皮脂がつまり炎症を起こすことでニキビができやすくなります。思春期ニキビはほとんどの場合終わりがあります。第二次成長期が終わり、男性ホルモンの分泌が落ち着くことで、自然にニキビも発生しなくなります。
一方、皮脂の量も落ち着いた大人の二キビの原因は、紫外線やストレス、ホルモンバランスの乱れ、冷暖房による乾燥、化粧品トラブル、睡眠不足など複数の要因でニキビができるケースが多くあります。そのため大人ニキビは多くの場合なかなか治らず繰り返してしまいます。
いづれの場合も、『肌の乾燥』と『ターンオーバーの乱れ』によって角質層が厚くなり、肌表面の角質が荒れ、毛穴がつまり、つまった毛穴に皮脂がたまることでニキビになってしまいます。原因が複雑なだけに、治りにくいのが特徴です。
思春期ニキビには、皮脂対策。大人ニキビは乾燥対策と角質ケアを行うことがポイントです。
悪化してしまった場合は皮膚科の受信を
ニキビができてしまった時に自分でできる改善法もありますが、炎症や痛みなどを伴う場合はニキビが深刻化している場合があります。
ニキビが悪化すると、内部が化膿し、跡が残ったりシミの原因になる場合もあります。そうなる前に、長引いているなと思ったら皮膚科医への相談をおすすめします。
化粧品の使用の許可が出たら、『ゼノア5段階法』で皮膚の回復を待ちましょう。
→ゼノア5段階法はこちら
ニキビと紫外線対策
無防備な状態で紫外線を浴びると、肌を守ろうと角質が厚く硬くなる過角化が起きます。過角化が進むと毛穴が塞がってニキビができやすくなり、その肌は抵抗力が弱いため炎症や悪化を起こします。また紫外線は肌の水分を蒸発させるため、バリア機能を低下させます。
ニキビができていても、UV対策として日焼け止めを塗る必要があります。できるだけ肌に負担をかけない紫外線吸収剤が入っていない物を選びましょう
紫外線吸収剤は「アレルギー等の皮膚障害を引き起こす恐れのある成分」として、旧表示成分に指定されています。ニキビができている人や肌が敏感な人にとっては刺激が強い場合もあるので、注意が必要です。
ニキビ肌の対策ケア -毛穴の掃除と皮脂の通りをスムーズにし皮脂量をコントロールします-
1.メイクを落とす ( 夜 )
コールドクリームの油膜でお肌を保護しながら汚れを落します。オイリー肌やニキビトラブルにはアクネ菌の増殖を抑えるコールドクリームクラシックがおすすめです。毛穴の角栓にも。
2.蒸しタオル( 夜 )
コールドクリームをを軽くコットンでふき取った後、蒸しタオルで蒸すことで毛穴の汚れをキレイに落としながら、血行促進と肌の新陳代謝を促します。
2.洗顔( 夜 )
思春期ニキビには洗顔でお肌を清潔に保つことが大切です。大人ニキビの場合は強い洗浄剤が原因で皮ふを乾燥させニキビを悪化させている場合があります。まずは洗顔料を見直してみてください。
2.洗顔( 朝 )
朝の洗顔では洗顔料を使う必要はありませんが、すごく皮脂分泌が多い場合はクリームソープよりも洗浄力の弱いびがんこでの洗顔がおすすめです
3.いつものスキンケアにプラスのアイテム( 夜 )
古い角質を取り除き、お肌のキメを整えるゼノアの剥離性パックです。汚れを吸着する白土配合です。週2回から定期的に行いスムーズなターンオーバーをめざします。
4.保湿( 朝 夜 )
皮ふを弱酸性に保つことが大切。酸性の化粧水をたっぷりまんべんなくつけ、肌を引き締め潤いを保ちます。
4.守る&補う( 朝 夜 )
皮脂分泌が多い場合はお休み前はなるべくクリームはつけずにお休みください。朝はメイク下地としてもお使いいただけます。
紫外線吸収剤を使用せずに、紫外線散乱剤を採用した日焼け止めクリームです。
紫外線吸収剤を使用せずに、紫外線散乱剤を採用したUVファンデーションです。
オイリー肌、ニキビ、毛穴向けスターターセットはこちら
